思考停止
過剰な恐怖心で、思考停止するのを回避するには?
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「損切りばかりになってしまう」
と言ってる人でもじつは
必ずしも「勝率0%」ではなかったりします。
2回の利益よりも1回の損切りの方が印象に残って私たちは長期的なリターンを逃してしまいがちなのです。
これは、哺乳類が生き延びていく上では重要な進化でした。
死にはしない状態ならリスクを負ってメリットを追いかけるよりも、万が一のリスク(ライオンが襲ってくる)ことを心配したほうが生き延びる確率が高かったからです。
草が「カサカサ」って音がした時に、「どうせ風だよ」と思った人よりも
「(ビクっ)ライオンかも!」と思った人の方が生き延びる確率が高かったわけです。
けれども現代社会において、
この思考パターンは、不利に働きます。
例えばダイエットをしたい!
ネット上で見つけた器具のレビューが良いがと、ダイエットマシンを見つけたとします。
しかし一向に買わない(行動しない)とします。
その行動を妨げている摩擦の正体はなんでしょう?
もし抵抗なく「買うよ」という行動力がある方も
あなたがなにか意味のある行動をするときの「摩擦」について置き換えてみて、少し考えてみてください。
全体最適の制約理論で考えると
摩擦が存在するのは以下の4つのエリアです。
1・入手して使う「具体的な方法」がわからない
2・入手する「メリット」がわからない(信じない)
3・「デメリット」が大きすぎる(と感じている)
4・ただ、エネルギー切れで新しい「行動が億劫」なだけ
なんとなくモヤモヤして停滞しているときでも、こういった分類でフォーカスが絞れると打開策がすぐに見つかったりします。
要は「モチベーションが湧かない」と一括りにして行動を先延ばしをするのではなく、ボトルネックになっている要因だけに集中して、小さなステップに分解するのです。
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まずは、エネルギー漏れを止める
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もし、極度の慢性的なエネルギー切れであれば1、2についての解説はスルーされてしまうこともあります。
4・ただ、エネルギー切れで新しい「行動が億劫」なだけ
ここまで読んでくださっているからには、それだけのエネルギーは上がってきてるということなので、重症化までは至っていないでしょう。
そして、トレーダー思考にとって
もっとも重要なテーマになるのは次です。
3・「デメリット」が大きすぎる(と感じている)
これについて、少し掘り下げてみます。
1・入手して使う「具体的な方法」がわからない
2・入手する「メリット」がわからない(信じない)
> 3・「デメリット」が大きすぎる(と感じている)
4・ただ、エネルギー切れで新しい「行動が億劫」なだけ
哺乳類の先輩方が生き延びてきた長い時代の中では
常に生命の危険があったかもしれません。
けれど私たちが生活する環境では、すぐに死ぬ危険を知らせるサインなんてほとんどありません。
にも関わらず、ちょっとしたリスクを「死の危険」かのごとく錯覚してメリットが見えなくなるという現象が起きてるのです。
そこで、ヒトの脳の力を最大限に活用するためにふたつの質問を投げかけてみます。
そのことによって、
たとえ恐怖で思考停止しそうになっても高いリターンを見逃さずエントリーすることができるようになります。
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◯最悪の場合どうなるか?(恐れていることを直視する)
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なにか、少しでも恐怖を感じた場合には、
最悪のケースを書き出して(外部化して)みると冷静になることができます。
たとえばダイエット器具を買う場合、どんな恐怖(抵抗)があるでしょう?
・使用中に下の階に音が響いたら迷惑になるかもしれない
・天井にぶつかって壊してしまうかもしれない
・部屋が狭いから、置いて使う場所がない
書き出して(外部化して)みると、誇大妄想かもしれないと気づいたり、すぐに対策ができることだったりします。
・下の階に音が響いたら迷惑になるかもしれない
→マットを敷けば良い。
・天井にぶつかって壊してしまうかもしれない
→そもそもそこまで高くジャンプしたり走ったりしない。
・部屋が狭いから、置いて使う場所がない
→あなたの部屋は2畳ひとまですか?
ここで
「家族が反対してる」とか言ってる人は、単に自分の恐怖を、家族のせいにして責任転嫁して見ないようにしているだけです。
この発言パターンは、起業やトレードでは致命傷です。
家族と目的を共有したり摩擦を解消するためのコミュニケーションを避けてたり自分の目的が果たされないことを、他人のせいにするクセがついているからです。
このタイプのトレーダーや「起業準備中」の人はほんとうに悪影響が大きいので、もしあなたの周りに見つけたらただちに人間関係を解消することをおすすめします。
あくまでも一個人の書いた文書であり、間違いもたくさんあると思います。
我々は真剣に取り組んでます。
募集詳細は↓
shouhinsakimonotorihiki@gmail.com